新車はディーラーで買うな!
礼儀正しく接客対応もていねい。広い店舗でコーヒーやカタログ、小物ももらえたりとサービス精神があるのがディーラーだがちょっと待ってもらいたい。
営業マンは交渉のプロだ。にこやかな笑顔の裏側では値引きされたときの対応を考えているし、決算までに営業成績を上げることに必死なのだ。トヨタが有名でも、スズキのディーラーでも同じ様に手ごわい対応をしてくるだろう。
未使用車を買うということは、ほとんどの場合ディーラーではなくてガリバーやアップル、カーセブンなどの中古車販売店で買うということだ。軽自動車でもハイブリッド車でもそうだが、新しいクルマほど内装もキレイだし、細かい傷やいたみもない。中古車販売店では他社や競合車とも比較ができるし、自社の宣伝が多くなるメーカー系ディーラーとは違う。
未使用車買うメリット
○値段と状態のバランスの良さ
新車⇒本体価格+税+車検代+諸費用
未使用車⇒本体価格+税+諸費用
新型車なら値段がほぼ同じで痛みや汚れも少なく格安価格で買える。2年落ちから4年落ちとそれ以上古いものでは値段が大きく変化し、予算に応じて選択できる。ディーラーで過剰に手数料を支払っているなら一度価格比較のために見積もりすれば総費用の違いが分かる。
○軽自動車なら在庫も豊富
セダンやミニバンやSUVでは中古車での取り扱いが減ってくる。kカーは日本全国(東京・大阪・愛知・北海道・福岡など)都市部に店舗が多く集中しやすく、どこの地域でも購入が可能。未使用車としても展示車や試乗車はもちろん登録済みのものでもほとんど使用されていないものもある。
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○中古車販売店のサービス
ディーラーで下取りできることは有名だが、中古車販売店でも下取りや買取はできる。新型車に買い換えたい場合や、ローンを整理して乗り換えたい場合でも中古車店は便利な存在だ。ワケあってマイカーローンができない人でも販売店の契約している会社なら分割で支払いが可能だ。
未使用車買うデメリット
○欲しい車種選びがしづらい
グレード選択の幅の少ないラパンのようなものならいいが、アルトやジムニーやスペーシアのような仕様の違う車種買うには困ることもある。駆動方式で4WDが欲しいならなおさら選択に困る。
○未使用車ではなく放置車
新型であればディーラーの店舗から流れてきた車両だが、年式の古く型落ちしているものはどこかのガレージで乗車されずに残ったクルマの可能性が高い。社用車・商用車として使用されていないケースもあるが、走行距離の少なさがデメリットとなることもある。
未使用車探し
スズキのKカー(ラパンやワゴンR)で欲しい車種が決まっているなら選ぶのも早い。ただ、未使用車では平成27年式のものや平成24年式など少し古いものもある。探すとすれば雑誌や店舗周りするよりもインターネットの中古車検索がおすすめだ。
ユーズドカーはある意味でクルマ好きのパラダイスだ。見たことのない車種があって、一昔前の車種でも実物を見てみたら欲しくなることもある。何も新古車でなくとも欲しいものを買えばいいのだ。コンパクトカーのデザインが気に入ったら内部を見てみよう。窓からのぞいてみるだけでも雰囲気が分かる。
自動車カタログでは分からないものは店舗で試乗してみたり、外観を眺めて確認するしかない。ただ生産終了した車種(カプチーノや旧型車)は中古車販売店でしか見ることはできない。新型未使用車も新品に近いが、車選びをしているうちに気が変わることも多いのだ。
スズキの人気車種はKカーが多い。ただスイフトやエスクードなどラリーやオフロード走行に評判のものもある。競技用で使われることも多いが、乗用車としてみても評価は高い。SUZUKIはWRCや国内ラリー競技でも成績を出しているし、品質は高いといえるだろう。
ミニバンやセダン、輸入車などでも比較するなら店舗を選ばなければいけない。U-CARはそのメーカー系列の自動車が多いし、個人経営の店舗でも得意車種が外車であったりSUVであったりと偏りがでやすいのだ。来店してみて自分の趣味と合わないなら他の店を探すしかない。