ローンで中古車買うなら組み方を知らないとマズイ

購入費用は必須条件

はじめに断っておくが中古車の購入のためにローンは必要とはいえない。ただ10万円や50万円の激安車を一括で支払うのも少し不安がある。長く乗り続けるにはメンテナンス知識とパーツ交換も必要。クルマを買うと駐車場代やガソリン代、道路料金で高くつくこともあるだろう。

「一括で支払える!」と貯金額をはたいてしまって、結局は維持費の支払いのためにローンすることになる人もいる。種類や借り方の特徴を知っておくべきだろう。

必要なもの

必要書類は審査を受ける金融機関により異なる。審査の厳しい所は年収証明書などを全てそろえよう。印鑑登録証明書と身分証明証だけでも審査に通る所はある。

・年収証明書類
 (所得証明書、納税証明書、源泉徴収票、給与証明書)の内からどれか一つ。

・本人確認書類
 運転免許証、パスポート、健康保険証、在留カード、住民基本台帳カードなど顔写真が付いたものでなければいけないものもある。

 

 

 

ローンの種類

ローンを利用すると月々の支払額が少なくなるので便利なように見えるが、金利は借り入れ期間が長いほど増えてくる。よく言われるが返済プランが大事なので、安易に長期間で月々の返済額が少ないプランを立てないようにしたい。

一度に複数のローン申し込みをすると審査に落ちたり、個人信用情報が落ちたりするので借りる際には注意しよう。金利が固定せずに変動幅が大きいものは上限と下限の開きにも気を配ろう。

銀行系ローン

銀行系ローンは一般的に見て①金利が低い②審査が厳しい③審査に時間がかかることが挙げられる。マイカーローンは自動車の購入に使われることが条件で、フリーローンとでは条件面で違いがある。マイカーローンとしては以下のような特長がある。

  • 金利の違い
  • 金利の変動
  • 借り入れ可能額
  • 借り入れ期間
  • 審査の難易度

 

オートローンと名の付くものは、ほとんどが新車でも中古車でも対応している。銀行に来店不要でネット申し込みできるものも増えているので、ネットバンクやメガバンク系銀行、地方銀行など幅広く利用できる。信用金庫や信用組合、JAバンクもこのうちに含まれる。

今や「銀行」と名の付くものは増えて、楽天銀行やセブン銀行など金利もそれぞれ違っている。中身は有名消費者金融だったりするので一応確認しておきたい。

信販会社系ローン

JCBやオリコ、セゾン、ライフ、イオンなどの会社が信販系ローンだ。クレジットカードで名前を聞いたことがあるはず。リボ払いと同じ様に、銀行のローンよりは金利が高い傾向にある。中古車販売店や自動車ディーラーと契約する時にはこの信販会社のローンを利用することが多い。

自分では会社選びができないことも多いが支払いの期間や借入額などは決められるはず。期間や返済額が気に入らないなら、銀行系ローンなどを利用する方法もある。中古車販売店が指定する信販会社と契約する義務はないので返済プランで決めていきたい。

消費者金融

自動車用のオートローンでなくとも、普通の消費者金融でお金を借りてきても支払いは可能。金利の面で不利だが、審査に通らないならで借りてきて支払いをすることになる。自動車専用のローンはないが無職や主婦、フリーターでも借りられるものもある。

残価設定

残価設定型プランは、買いたいクルマの下取り価格(残価)を設定して残りの金額を分割払いとすること。自動車ディーラーにもあるため、既に利用したことのある人もいるはず。月々の支払額が安くなることが特徴で、場合によっては他のローンよりも返済額を少なくできる。支払いが済んだらそのままクルマを買い取るか、売却して別に乗り換えるか決めることになる。

新車購入時に設定されることが多いプランで、中古車販売店では選べないことも多いので、店に相談してみよう。便利なようだが、後で追加料金の支払いが出ることもあるので契約書を確認したい。

リース

中古車のリースも一部ではある。ただ個人事業主や法人が新車を経費として節税のために利用することが多い。最近では個人向けリースも登場して、諸費用の支払いを少なく抑えることもできるようになった。

も契約のために審査が必要で、信販会社を通すことになるだろう。中古車でリースをすると月々の支払額が1万円を切ることもあり、保証の有無などもチェックポイントとなるだろう。楽天市場でオリックス自動車が個人用、法人用ともにサービスを提供しているのでポイントサービスと合わせると料金も安くできる。

オリックス自動車のカーリース

ローンの組み方

新車でも維持費はかかるが、中古車の場合は購入してきてメンテナンス費用が大きくかかることもある。年式が古く走行距離も長いものは、別途維持コストを見積もりしたほうがいいだろう。オイル交換などは安上がりだが、タイミングベルトやブレーキ系、エンジン系などは交換費用が高くなるケースもある。

月々いくらにすべきかは断言できないが、ガソリン代やメンテナンス費用などを計算に入れて支払いを考えよう。年収、月収などと生活費を見て多重債務にならないプランをたてていきたい。

中古車購入の必要書類と経費計上

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