新型よりも中古車?
ロータリーからクリーンディーゼルへ。中高年やオジサンたちの趣味という自動車のデザイン・イメージを変えてきているマツダは自動車業界でも異彩を放っている。ロータリーがない!なんて関係ない。
どこから見てもかっこいい!スペックよりも自動車としての本体のよさを求めている所が好感が持てる。ディーゼルのエンジンサウンドは一昔前の旧車のような原体験を感じさせてくれるし、ガソリンエンジン車でも環境への配慮を行なった開発が見られる。買うならどれがいいか?スポーツカーでもSUVでも気に入ったものを見学・試乗しにいこう!
コンパクトカー
マツダ車に乗りたい人なら燃費やカタログスペックよりもデミオに乗りたい!と感じるはずだろう。SUVに近いスタイルや積載性などもこのクルマの魅力だ。トヨタの女性や中高年向けイメージよりも活発で男性に受けやすいマツダコンパクトカーが人気になるのもうなずける。
デミオは多様性がある。新型ならクリーンディーゼルの力強いトルクと軽油の経済性もあるし、デザインでもマツダらしいアクティブさだ。中古で見ると意外と高い値段で買いたいなら先代や先々代が安い。ワゴン車が欲しいなら過去のモデルを買うと使いやすいぞ!
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ミニバン
走行性能よりも居住性・快適性になりがちなミニバンだが、マツダならしっかりした走りが特徴だ。新型は特にブレーキや足回り強化が施されてスポーツ性を前面に打ち出してきている。
近年は特にデザインや走行性能を重視した傾向がうかがえる。中古車相場としては割安になっていて、ハイブリッドの実燃費に不満があるなら、通常のガソリンエンジンで割安なマツダミニバンは良い選択になるだろう。中古車販売店では値段が高くなりがちだが、マツダ車は低価格で年式の新しいものが買える。
SUV
特におすすめしたいのはクロスオーバーSUVだ!販売台数ランキングでも上位に来るくらい人気で、評価の高い車種だ。マツダのSUVはとにかく街中で目だって派手なこと。どの角度から見てもほれぼれするようなボディラインが個性主張してやまない。中古相場でも高い値段になるのは売れ筋の評判のいいクルマだからだ。
CX-3、CX-5という二つが現行ラインナップ。どちらもストリート仕様に近いが積載能力はあるし、荷物も積めて定員を増やして人を運ぶのにも向いている。マツダならワゴン車のような過去のイメージがなく、大柄なボディの割にはスマートで美しさを感じられる造形が魅力だ。
セダン
高級セダンや輸入車のような中高年の好むようなイメージとはまったく違う。やや硬めで引き締まった乗り心地と操縦性。マツダスピードのような特別仕様車が評判になるのもスポーツ走行やピリッした走りの影響だろう。ボディカラーでも赤や青などの原色系がよく似合う。
新車でならトヨタや日産と価格では大差がない。中古車相場で見ると他の外車や高級車よりも値段が安く、性能でも同等クラス。ハイブリッドがなくても構わないなら、ハードなサスペンションで操縦応答性の良いスポーツ走行が楽しめる。
スポーツカー
新車では買えなくなったモデルが多いがまだロードスターなら健在!軽量化してタワーバーなど走行性能向上も図られてボディサイズも少し小さくなった。人気はいまだに衰えていないことが分かるだろう。アテンザやCX-5などもスポーツカーに近いが、2シーターオープンは国産車では貴重な存在だ。
RX-7、RX-8は中古車販売店ではわりと見かける車種だ。車高調つきやエアロ仕様など改造車が多いが、純正パーツに戻すことも可能だしチューンドカーが欲しいならそのまま買うのもいい。ロードスターの初代やリトラクタブルライトはもう二度と手に入らない希少車かもしれない。
まとめ
スポーティで新車価格で300万円もするようなクルマが中古最安値だと50万円以下。ドレスアップカーやコンプリートカーなら200万円以上するのが中古車の価格相場だ。激安でも改造する人には関係がない。中古パーツも豊富なので趣味の一台には最適なのだ。
自動車の好みや評価は人それぞれ。乗用車としてファミリーカーの性能を重視するのか、GTカーとして峠や高速道路でのツーリングを楽しむのか、自分の希望条件を考えてみよう。
実際に実物を見てみたいなら中古車販売店を探そう。ガリバーやラビット、アップルなどは日本全国どこにでもあるしディーラー系のU-CARもある。どちらもインターネットの検索サイトで調べられるし、在庫検索にも便利だ。買うなら今しかないのが希少な過去の名車たちだ。