納期延期されたら?
軽自動車やミニバンはいつでも人気車種。衝動的に「乗りたい!」「欲しい!」という気持ちで見積もりして購入を決意しても実際に乗車できるのは何ヶ月も後だったりする。新車はディーラーの店舗や工場などの関係で数週間から数ヶ月はかかるのが普通だ。
その点では中古車なら即納できることもあるし、長くても1週間から2週間程度。車検付きで数年落ち程度の新型車も格安で乗れるのでおすすめだ
納車までの流れ
1.自動車ディーラーで見積もり
2.契約前の最後の意思確認
3.書類提出
4.契約成立
5.生産 陸送
6.納車
1.ネットや雑誌で在庫探し
2.中古車販売店で実物下見
3.販売店で見積もり
4.書類提出
5.契約成立
6.陸送
7.納車
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新車のオプションと納期
新車の納車時期はマツダか日産かというメーカーの販売力というよりも、人気車か少量生産かで分かれる。新型車の販売前の時期ならもちろん納期が遅れることもあるし、見込み生産をしているような量産車なら生産ラインをフル稼働して納期を遅らせないように努力するだろう。今は自動ブレーキやパーキングアシストなどのMOP(メーカーオプション)装着で時間がかかったりする。発売中の車種ならバックオーダーや在庫状況で変化してくるだろう。
在庫あり⇒1週間から2週間
オプション装着⇒2週間から一ヶ月
受注生産車⇒一ヶ月から三ヶ月
人気の集中した売れ筋車は納車が遅れることも多い。トヨタが販売台数ランキング上位だからといって全ての車種で納車が遅いということはない。工場や生産ラインや在庫などが関係するため、ダイハツやスズキなどでも遅れることもある。テロや爆発事故などで工場が被害を受けたりして発売が延期されたり納期が大幅に遅れたケースもある。
トヨタ自動車の納期延期
ランドクルーザープラド 平成27年12月以降の工場出荷の予定
新型シエンタ(ガソリン車) 平成28年1月以降の工場出荷の予定
新型シエンタ(ハイブリッド車) 平成28年1月以降の工場出荷の予定
少量生産・受注生産車
欧州のポルシェやフェラーリなどは予約ですでに完売されることもあるし、予約しても納期は数ヶ月以上かかって当たり前。輸入車は外国人では購入できないこともあるし、日本人はフェラーリやランボルギーニなどを買える人種だということになる。BMWやベンツなどは量産型の大衆車もあって納期が極度に遅いことはないだろう。
国産車ではスポーツカーは少量生産車になって、ホンダのS660などは半年以上かかって納車された人もいるらしい。トヨタの燃料電池車MIRAIは2018年以降の販売がリリースされて、先進技術を搭載した乗用車は生産も遅れることが分かる。
中古車の納車と納期
画像提供 Leo Hidalgo (@yompyHERE)
実車がすでにあるのが中古車。販売店としてもすぐに売ってしまってもいいだろうが、ディーラー系のU-CARなどは契約後にメンテナンスや車庫証明書など登録での期間がかかる。ガリバーやアップルなど大型店ではこうした整備登録の時間がかかるので、購入を決意して「やった!すぐに乗れる!」と思い違いをしないようにしよう。
「即納!コミコミ○万円!」などとプライスボードに書かれている中古車販売店は、在庫の管理やメンテナンスが甘いこともあるので販売店の対応具合も見ておこう。車検が切れているものは再度登録のために費用や時間もかかる。他にも販売店とローン契約したり、今乗っているクルマを下取りにするなどで時間はかかるのだ。
まとめ
商用車や社用車として即納や数日以内に納車が必要なら中古車販売店と契約するのが妥当。新車でディーラーの営業所に向かっても移動や整備、登録などで後から費用や期間が延ばされることも多いのだ。どちらにしてもローンで代金を支払うなら審査や契約書類などの期間を計算に入れておこう。
残価設定クレジットが選べるのはディーラー系だがガリバーやリース会社なども取り入れてきた。中古車販売店ならそれぞれ独自制度のローンを組んでいるので、銀行系のマイカーローンの審査に落ちたら問い合わせてみるべき。
情報を調べるスピードの速さならインターネットがおすすめだ。販売店の在庫探しも秒速で終わるし、電話番号やメールアドレスも調べられればそのまま見積もりの問い合わせも可能!車種選択や価格比較、販売店探しするだけでも便利なので利用してみるべきだろう。